【セカスト仕入れ】店内のどこから見る?売り場の分け方と回る順番を実売2例で解説

セカンドストリート店内で売り場を順番に回る男性 副業せどり

前回の記事では、店舗せどりで利益商品を探すときの基本的な回り方をお話ししました。

基本は、ショーケースやブランドコーナーなど、価値の高い商品が置かれている売り場から見ていきます。

ただ、実際に店舗へ行くと、「デザイナーズ」「エレガンス」「ナチュラル」など、初めて見る売り場名が並んでいます。

「デザイナーズには何が置いてあるの?」

「エレガンスとセレクトはどう違う?」

「副業で時間がない場合、どこまで見ればいい?」

このように、店内へ入ってから戸惑う方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、僕が最も見やすいと感じているセカンドストリートを取り上げます。

僕が普段どの売り場を見ているのか、各コーナーにはどのような商品があるのか、約1時間でどの順番に回っているのかを具体的にお話しします。

この記事で分かることは、次の5つです。

  • セカンドストリートが初心者にも見やすい理由
  • 各コーナーに置かれているブランドや商品の特徴
  • 利益商品が見つかりやすい売り場と、ライバルの多さ
  • 僕が約1時間で店内を回る順番
  • セカンドストリートで実際に仕入れて販売した2つの商品

今回はセカンドストリートだけに絞ります。オフハウスやブックオフの売り場については、このあとの記事でお話しする予定です。

価値の高い売り場から見る理由や、資金が少ないときの回り方については、前回の記事で詳しく解説しています。

セカンドストリートはアパレルせどりでオールラウンドに探せる

僕の中で、セカンドストリートはアパレルせどりに取り組むうえで、最もオールラウンドに商品を探せる店舗です。

もちろん、店舗の大きさや地域によって品ぞろえは変わります。

それでも、アパレル、バッグ、靴、小物、ショーケースの商品まで一通りそろっている店舗が多く、1店舗の中でさまざまな商品をリサーチできます。

特に僕は、セカンドストリートのアパレルコーナーで利益商品を仕入れてきました。

セカンドストリートが見やすいと感じるもう一つの理由は、商品のカテゴリー分けが比較的はっきりしていることです。

デザイナーズ、エレガンス、セレクト、ナチュラル、カジュアルなど、ブランドの価格帯や雰囲気によって売り場が分かれています。

最初は売り場名だけを見ても違いが分かりません。しかし、それぞれの売り場にあるブランドを少しずつ覚えると、限られた時間でも自分が見たい商品へ向かいやすくなります。

セカンドストリートは、すべての商品を最初から見なくても、単価の高いコーナーから順番に回れる店舗です。

副業で時間が限られている方にとっても、回る順番を決めやすい店舗だと思います。

セカンドストリートの売り場一覧

ここからは、セカンドストリートにある主な売り場を一覧で整理します。

以下は、2026年8月時点で僕が店舗を回ってきた経験をもとにした分類です。店舗によって、売り場の名称、配置、置かれているブランドには違いがあります。

星の数は僕の現在の優先度です。初心者全員に当てはまる絶対的な評価ではなく、僕の得意分野や経験を含んだ目安として見てください。

コーナー主な商品・ブランドの例単価ライバル僕の優先度
ショーケース高級ブランドのバッグ・財布・小物高い多い★★★
ショーケース周辺のバッグミドルブランド、状態に難があるブランドバッグやや高い普通★★★
ラグジュアリールイ・ヴィトン、ディオール、フェンディなどのアパレル非常に高い比較的少ない★★★
デザイナーズコム デ ギャルソン、ヨウジヤマモト、プリーツ プリーズ、メゾン マルジェラ、モンクレールなど高い普通★★★
レディース・エレガンスバーバリー、ポール・スミス、アナイ、ラルフ ローレンなどやや高い多い★★★
メンズ・ベーシック/セレクトマーガレット・ハウエル、アルマーニ、オーラリー、トゥモローランド、ビームス、ユナイテッドアローズなど中〜高普通★★
レディース・セレクトセレクトショップ系、大人向けブランド中〜高普通★★
レディース・ナチュラル/アウトドア45R、パラスパレス、マーガレット・ハウエル、ザ・ノース・フェイス、パタゴニアなど中〜高普通★★★
カジュアルトミー ヒルフィガー、ZARAなど。別コーナーの商品が混ざることもある低〜中普通
メンズ・フォーマルスーツ、ジャケット、コート、シャツ中〜高多い★★
メンズ・アメカジ/ヴィンテージ/ミリタリーラルフ ローレン、リーバイス、カーハート、Gジャン、ミリタリーアウターなど中〜高普通★★
メンズ・スポーツアディダス、ナイキ、プーマなどのジャージやスポーツウェア低〜中多い
ノーブランド種類別のアパレル、バッグ、靴低〜中売り場による★★

表を最初に見ておくだけでも、「売り場名は分かったけれど、何が置いてあるのか分からない」という迷いを減らせます。

ただし、カテゴリー分けがしっかりしていても、別の売り場にブランド品が混ざることはあります。

売り場名だけを信じ切るのではなく、気になる商品を見つけたらタグや素材まで確認することが大切です。

利益商品を探すために優先しているコーナー

ここでは、僕が特に優先している売り場を深掘りします。

ショーケースは値付けが固いが、状態に難がある商品も見る

ショーケースは、多くの店舗でレジの横や入口に近い目立つ場所にあります。

セカンドストリートのショーケースは、相場を調べたうえで値付けされている商品が多く、僕の感覚では簡単に利益商品を見つけられる売り場ではありません。

値引きシールが付いている商品も、ほかの売り場より少ない印象です。

それでも、僕は最初にショーケースを確認します。

すべての商品が相場どおりとは限りませんし、状態に難があるために価格が下がっている商品が見つかることがあるからです。

僕自身、持ち手が切れているなど、状態に問題のあるルイ・ヴィトンを仕入れられたことがあります。

大切なのは「状態が悪いから仕入れない」とすぐに決めるのではなく、そのモデルに需要があるか、欠点を考えても利益が残るかを確認することです。

ショーケースを見たあとは、その周辺にあるミドルブランドのバッグも確認します。手に取って角、持ち手、内側、ファスナーなどを確認しやすいため、ショーケースより判断しやすいことがあります。

ラグジュアリーは難しいからこそ差別化しやすい

店舗によっては、ハイブランドのアパレルを集めたラグジュアリーコーナーがあります。

ルイ・ヴィトン、ディオール、フェンディなど、販売価格も仕入れ価格も高くなりやすいブランドが置かれています。

初心者にはハードルの高い売り場です。ブランドごとのタグ、年代、高値になりやすいデザイン、状態の見方など、必要な知識が多いからです。

一方で、難しい売り場は詳しく見られる人も限られます。

すぐに仕入れなくても、店舗へ行くたびに商品と価格を見ることで、将来の仕入れ候補を増やせます。

高額商品を扱えるようになると、ほかの仕入れ客との差別化や、1商品で大きな利益を狙うことにもつながります。

デザイナーズは僕が最も好きなコーナー

デザイナーズには、国内外のデザイナーズブランドやインポートブランドが多く置かれています。

コム デ ギャルソン、ヨウジヤマモト、プリーツ プリーズ、メゾン マルジェラ、モンクレールなどです。

単価は高めですが、その分、相場との差があれば利益額を作りやすい売り場です。

僕も始めたころは、ほとんど見ることができませんでした。

それでも、店舗へ行くたびにデザイナーズでリサーチを続けました。現在は、セカンドストリートの中で最も好きなコーナーです。

知っているブランドだけではなく、知らないブランドもリサーチします。

デザイナーズに分けられている時点で、店舗側がある程度の価値を認識している可能性があります。知らないからと飛ばさず、なぜこの価格なのかを調べることで、新しいブランドや高値要素を覚えられます。

商品の価値を判断するときの基本は、こちらの記事でも解説しています。

エレガンスは親しみのあるブランドが多い王道の売り場

レディースのエレガンスには、バーバリー、ポール・スミス、アナイ、ラルフ ローレンなど、比較的名前を知っているブランドが並びます。

僕の感覚では、デザイナーズの次に単価が高く、初心者でも見始めやすいコーナーです。

利益商品も見つかりますが、親しみのあるブランドはほかの仕入れ客も見ています。

タイミングによっては、しっかり見ても何も仕入れられないことがあります。それでも、僕の中では王道の売り場なので、必ず確認しています。

ナチュラル・アウトドアは利益商品が残っていることがある

レディースのナチュラル・アウトドアは、エレガンスと同じくらい見やすく、意外と利益商品が残っている印象があります。

ナチュラルには、45R、パラスパレス、マーガレット・ハウエルなどがあります。

リネンやデニムなどの自然な素材、ブラウス、ワンピース、スカートなどを確認します。

アウトドアでは、ザ・ノース・フェイスやパタゴニアなどのジャケット、ダウンを探します。

ブランド名だけではなく、素材、形、季節まで考えることが大切です。

セレクト・フォーマル・アメカジ・スポーツは得意分野で優先度を変える

セレクトには、セレクトショップ系や大人向けのブランドが置かれています。

極端に高価格なブランドばかりではないため、同じブランドでも年式の新しい商品や、現在の需要に合うデザインを確認します。

メンズのフォーマルには、スーツ、ジャケット、コート、シャツなどがあります。スーツは通年で需要がありますが、仕入れ客も多く、以前より利益商品を見つけにくくなった印象があります。

アメカジ、ヴィンテージ、ミリタリーは、僕自身が好きなこともあり確認しています。

ラルフ ローレンやリーバイスの年代、ジーンズやGジャン、カーハート、ミリタリーアウターなど、知識があるほど利益商品を見つけやすい売り場です。

スポーツでは、アディダス、ナイキ、プーマなどのジャージを軽く確認します。僕は特に、アディダスの現行品とヴィンテージを探すことが多いです。

これらは、すべてを詳しく見る必要はありません。自分の得意分野や覚えたいジャンルに合わせて優先順位を変えます。

ノーブランドではバッグと靴を必ず見る

ノーブランドのアパレルは、アウター、ワンピース、カーディガンなど、商品の種類ごとに分けられています。

セカンドストリートのノーブランドコーナーには、ブランド品や素材に価値のある商品が混ざっていることがあります。

ただし、ブランドコーナーを一通り見るだけでも時間がかかるため、現在の僕はノーブランドの服をすべて見ることは少なくなりました。

その代わり、バッグと靴のノーブランドコーナーは最後に必ず見ています。

バッグや靴は季節を問わず販売しやすく、クロコダイル、パイソン、オーストリッチなど、素材に価値のある商品が見つかることがあるからです。

ノーブランドで何を見ればよいか迷う方は、こちらの記事も参考にしてください。

セカンドストリートで実際に仕入れた利益商品2例

ここからは、僕がセカンドストリートで実際に仕入れ、メルカリで販売した2商品を紹介します。

どちらも記録をつけ始める前の取引のため、仕入れ値はおおよその金額です。

実売例1:コム デ ギャルソン NOIRのバルーンスカート

1商品目は、デザイナーズコーナーで見つけた、コム デ ギャルソン NOIRの黒いバルーンスカートです。

タグを確認するとAD1990で、1990年のアーカイブ商品だと判断できました。

さらに、コム デ ギャルソンは黒が評価されやすいこと、パンプキン型とも呼ばれる丸みのあるバルーンシルエットがトレンドに合っていたことも仕入れを考えた理由です。

高値につながる要素が、年式、色、形の3つ重なっていました。

AD1990のコム デ ギャルソン NOIRバルーンスカートが25,799円で売れた実例

販売結果は次のとおりです。

項目金額・結果
仕入れ値約4,000円
売値25,799円
販売手数料2,579円
送料215円
利益約19,005円
利益率約73.7%
売れるまで約1か月
いいね15件

利益の計算は、25,799円−2,579円−215円−約4,000円=約19,005円です。

この商品から学べたのは、ブランド名だけではなく、タグから年代を確認し、色や形まで組み合わせて価値を考えることです。

実売例2:持ち手が切れたルイ・ヴィトンのポシェット・アクセソワール

2商品目は、ショーケースで見つけたルイ・ヴィトンのポシェット・アクセソワールです。

バッグ本体の状態はかなり良かったのですが、持ち手が切れていました。

状態だけを見れば、大きなマイナスです。

それでも、ポシェット・アクセソワールは中古での需要が強く、高値で取引されているモデルでした。実際の販売履歴を調べ、持ち手の欠点を考えても利益が残ると判断して仕入れました。

持ち手に難があるルイ・ヴィトンのポシェット・アクセソワールが35,999円で売れた実例

販売結果は次のとおりです。

項目金額・結果
仕入れ値約11,000円
売値35,999円
販売手数料3,599円
送料215円
利益約21,185円
利益率約58.8%
売れるまで約1か月
いいね6件

利益の計算は、35,999円−3,599円−215円−約11,000円=約21,185円です。

この商品から学べたのは、状態に欠点があっても、そのモデルを欲しい人が多ければ利益を出せるということです。

ただし、状態の悪いブランド品なら何でも仕入れられるわけではありません。欠点を購入者へ正直に伝えたうえで、状態の悪い商品の販売履歴まで確認する必要があります。

店舗でのリサーチ方法や、同じ商品が見つからないときの相場判断は、次の記事で解説しています。

仕入れ値が3倍近く違っても、利益はどちらも約2万円だった

今回の2商品を比較すると、仕入れ値には大きな差があります。

  • コム デ ギャルソン:約4,000円仕入れ、利益約19,005円
  • ルイ・ヴィトン:約11,000円仕入れ、利益約21,185円

仕入れ値は3倍近く違いますが、利益の差は約2,180円です。どちらも1商品で約2万円の利益になりました。

高い商品を仕入れなければ、大きな利益を出せないわけではありません。

低い仕入れ値でも、年代、色、形などの高値要素に気づけば、大きな利益になることがあります。一方、仕入れ値が高くても、需要の強いモデルを相場より安く買えれば利益を残せます。

大切なのは、仕入れ値の高低だけではなく、その商品をいくらで販売でき、最終的にいくら残るかを考えることです。

利益率と資金の回転については、こちらの記事で詳しく解説しています。

僕がセカンドストリートを約1時間で回る順番

僕がセカンドストリートで使う時間は、1店舗あたり約1時間です。

商品量や店舗の大きさによって前後しますが、最初に回る順番を決めておくことで、必要以上に店内を行き来しないようにしています。

なお、僕は男性ですが、実際にはメンズよりレディースの方が利益を取れています。

男性だからメンズだけを見る必要はありません。最初は見慣れた方から始めてもよいですが、慣れてきたらレディースも確認すると仕入れの幅が広がります。

最初に共通して見る場所

  1. ショーケース
  2. ショーケース周辺のミドルブランドバッグ

店舗へ入ったら、この2か所を最初に確認します。そのあと、レディースとメンズのブランドアパレルへ進みます。

レディースを見る順番

  1. デザイナーズまたはエレガンス
  2. ナチュラル・アウトドア
  3. セレクト
  4. カジュアル

デザイナーズとエレガンスのどちらを先に見るかは、店舗の配置やその日の気分で変わります。

メンズを見る順番

  1. デザイナーズ
  2. フォーマル
  3. アメカジ・ヴィンテージ・ミリタリー
  4. セレクト
  5. スポーツ
  6. カジュアル

すべて見たあと、ノーブランドのバッグと靴を確認します。

時間がない日は3か所に絞る

副業の前後などで時間がない日は、次の3か所に絞ります。

  1. ショーケースとその周辺
  2. デザイナーズ
  3. レディースのエレガンス

店舗によって商品の配置は違いますが、「今日はこの売り場まで見る」と決めておくと、短い時間でも迷いにくくなります。

何も仕入れられなかった日でも、気になる商品をリサーチすれば知識は残ります。

セカンドストリートのカテゴリー分けを利用して、得意な売り場を一つずつ増やすことが、利益商品を見つける近道だと思います。

まとめ:売り場名と優先順位を覚えてから店内を回ろう

今回は、セカンドストリートの売り場の分け方と、僕が店内を回る順番をお話ししました。

記事の内容をまとめます。

  1. セカンドストリートは商品カテゴリーが比較的分かりやすく、回る順番を決めやすい
  2. 最初はショーケース、デザイナーズ、エレガンスなど、単価の高い売り場から見る
  3. 難しい売り場も、毎回リサーチすることで将来の差別化につながる
  4. 約4,000円仕入れと約11,000円仕入れのどちらでも、1商品で約2万円の利益を取れた例がある
  5. 時間がない日は、ショーケース、デザイナーズ、エレガンスの3か所に絞る

最初から、すべての売り場やブランドを覚える必要はありません。

まずは表を参考に、自分が見る売り場を3つほど決めて店舗へ行ってみてください。

毎回同じコーナーを見て、知らない商品をリサーチすることで、少しずつ価格やブランドの特徴が分かるようになります。

次回は、オフハウスの売り場の特徴や、セカンドストリートとの違いについてお話しする予定です。そのあとで、ブックオフについても取り上げます。

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